2017年4月30日日曜日

4月は失敗続きです。

4月は忙しく、自滅ネタな失敗もたくさんあったのだが、撮影している暇もなく、

ダボ打ちの間隔の間違え
丁番掘りの表裏掘り間違え
連続して複数加工していたら、原点ピンに正しくあたっていなかったので、外周カット失敗
展開図を信じて加工したら、木ダボ位置がホタテと地板で違っていたのにそのまま加工・・・

パーフェクトに失敗ない物件は一つもなかった。
落ち着いて作業しないと

4月に入る前から決まっていた、下の画像の大テーブル
これを先に加工したかったが結果的には後回しで、最後に1回も失敗できないようなスケジュールになった。


これも最後に失敗が発覚
「塗装出すまえにただしい位置にならべてみようか?」
ということになり、並べてみると。
円のテーブルとの隙間が合わない。5mmぐらいの隙間のはずが9mm近くある。
こういう時点で発覚して思うのは

「Rの加工を間違えたか!」「木口の面材分よけいに多く加工したか?」
この時点から作り治せないので、かなりビビる。

WooodWOPのデータを確認する。
間違ってない。勘違いかもしれないから、図面から電卓で計算。合っている。

どこも加工は間違ってないが、現実は隙間が9mmある。

ということは
設計屋からの、一番あたらしいCADデータを調べる。

隙間が3mmの直線部分の面材の厚みが薄いことが判明
何回も修正された図面で全体平面図の面材だけ修正し忘れていたらしい。

このCADデータを合っているいるか調べた上で利用したんだが
見過ごしたようだ。

たまたま直線部分で厚い面材が貼ってあるので、ベンチャーに載せて再加工で
図面通りの隙間になった。

時間がないと、細かいところまでなかなか目がいかないという話です。
テーブルの裏側は、斜めに加工されてます。
4月はブログ更新できなかったな。



2017年4月29日土曜日

金物合わせの加工

金物が入る溝加工。
現物があれば、加工して入れてみれば入るかどうかわかるが、
ない場合は、カタログの取り付け加工寸法で加工することになる。

この取り付け寸法が問題。

例えば取り付け穴寸法が50の場合
取付るものが
金物の場合が49.8で余裕ではまる。
樹脂の場合50.2で叩き込んではまる。

だいたい、こんな感じで取り付け寸法が書かれていることが多い。

実際の加工はどちらでも、ゆるくもなく、キツクもない取り付け寸法で加工したい。
さらに、塗装があったりすると塗膜分だけ大きめに開けたい。



この0.2の差が普段の加工では、さほど気にしていない。
機械任せで加工しているから。
刃物をセットアップした設定で加工するから。

普通のハンドツールなら刃物が切れなくなるのがなんとなく分かるが
ベンチャーみたいな機械はパワーで強引に切削している面があるので
よほど切れなくなるまで使おうとすれば使えてしまうのである。

でも、実際には刃物も摩耗しているので
カタログ上の取り付け寸法を入力しても
その寸法に加工されない。

常に刃物の良い状態をキープしていればいいだ!
と言いたいが
刃物交換にあまり時間をかけたくないし、木工で0.1  0.2ぐらい誤差は
気にしないし
(隣の金属加工のCNCの製品の精度は誤差2/1000ミリ以上アウトらしい)

ml4で取り付け穴寸法作っても
刃物の摩耗しだいで、誤差が出てしまう。

結局はノギスで測って誤差分
入力しなおす。


何が言いたいのかというと
なるべく
現物があった状態で
加工したい。
と言うことです。


カタログを信じて加工して
現場持って行って
現場で金物取り付けようとしたら
入りませんなんてことに
したくないんで。。。。。。。